連日、各報道機関などで新型インフルエンザについて報道されています。
このような状況の中、皆さんも不安な毎日を過ごしているのではないでしょうか。
そこで、丁度飲食業会誌に「
新型インフルエンザに関する特別レポート 飲食店が理解しておきたい豚肉が安全な理由」という記事が掲載されていましたので、紹介させて頂きます。
以下、記事より要約、抜粋したものです。
豚肉や豚加工品が安全である理由豚インフルエンザウイルスは
呼吸器官で増殖するため、通常,食肉にはウイルスはない。
ウイルスは
71℃で死滅するため、万が一ウイルスが食肉に付着しても調理することによって安全である。
インフルエンザが食物の摂取で人に感染した事が確認された例はない。(通常インフルエンザは
飛沫感染である)
豚が感染する「豚インフルエンザ」の知識A型インフルエンザウイルス(ひと香港型やソ連型もA型ウイルス)の一種で弱毒性
豚がくしゃみ等により飛沫感染すると発熱、せき、鼻水などの症状が出るが一過性であり
通常は一週間程度で自然治癒する。
症状が軽いため、わが国では
家畜伝染病に指定されていない。
わが国で豚への感染事例は、平成17年度3頭(H1N1)、18年度1頭(H1N2)、の陽性が確認されているが、
わが国では人への感染事例はない。
過去、豚インフルエンザが人に感染した事例は、米国で2005年12月〜2009年1月までで12例あるが、ほとんどの豚ウイルスは、人に感染しない。
尚今回の「新型インフル」も豚から人に感染したという証拠はなく、
感染源は不明である。(4月末現在)呼称が“豚”から“新型”へ変更された理由当初は「豚インフルエンザ」と呼ばれていた新型インフルエンザは、WHOによって国際的な
正式名称「インフルエンザA(H1N1)」に4月30日より変更された。
当初は混乱を招くとして名称変更に消極的であったWHOだが、ウイルスが豚肉を介して伝染するとの誤解を各国の消費者に与え,豚肉を敬遠するなどの動きが出始め、中国・韓国などは豚肉の輸入を制限するなどの世界的な風評被害が広がったため重い腰を上げた。
なお、
OIE(国際獣疫事務局)からはWHOの名称変更に先立ち、「
ウイルスが動物由来との特定ができていない中で、“豚”インフルエンザを呼称として使用するのは不適切である」との発表が4月27日になされている。(メキシコでは、最近「豚インフルエンザ」が流行したとの報告もなく、実際のところ4月末現在で感染源は不明である)。
各種報道が途中から「豚インフル」を「新型インフル」に切り替えたのは、この理由によるものである。
“豚”インフルエンザと呼ばれてしまった理由新型インフルエンザの発生源がまだ特定されておらず、豚が感染源とは特定されていないにもかかわらず、なぜ“豚”インフルエンザと呼ばれてしまったのだろうか?
4月29日付の英国フィナンシャル・タイムスによると「豚」の理由は、患者から採取されたウイルスを遺伝的に解析したところ、「原因ウイルスか豚、鳥、人インフルエンザの雑種であったものの,豚インフルエンザにより近かったため“SWINE FLU”(豚インフル)と表現された」という誠に単純な理由による。
以上のような事から、当店では豚肉は安全であると判断して、カツ丼など豚肉メニューを提供しております。
出典
発行 株式会社 旭屋出版
近代食堂 6月号
著者 (有)ブリッジインターナショナル 代表取締役 高橋 寛 プロフィール
1990年にAUSMEAT QA (オーストラリア肉品質保証)資格取得
商社を退職後、NZ最大大手食肉会社日本法人代表などを務める。
2003年に(有)ブリッジインターナショナルを設立。現在は、国内外の企業のアドバイザーとして活躍する傍ら、専門誌に執筆中。
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